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【インタビュー】 「スマホ時代の今、あえて“止まっている”交通広告を選ぶ理由」 —— 名大社高井社長が語る、潜在層に届くメディア戦略

  • 執筆者の写真: 一真 東野
    一真 東野
  • 1月21日
  • 読了時間: 4分

デジタル広告が主流となった今、あえて「交通広告」を長年使い続ける理由は何なのか。東海エリアで圧倒的な知名度を誇る「転職フェア」「就職フェア」を運営する株式会社名大社・代表取締役社長の髙井明広氏に、その独自のメディア論と名古屋の交通広告「ナゴヤワイドセット」の活用術について詳しく話を伺いました。



1.  10年以上「交通広告」を継続する理由。ターゲットは“移動中”の潜在層


——御社は10年以上にわたり、駅の交通広告を継続されています。特に「就職・転職フェア」において、交通広告にはどのような役割を期待されているのでしょうか?


髙井社長:


私たちのイベントのメインターゲットは、20代から40代の若手社会人や学生です。彼らに「転職フェアや就職フェアがある」という事実を、まずは「発見」してもらうこと。この「アテンション」が最大の目的ですね。


特に名古屋駅を中心としたイベントの場合、来場者の多くは「公共交通機関を使って1時間圏内」に住んでいる方々です。生活動線である駅に広告を出すことは、物理的なターゲット層にダイレクトにリーチできる、非常に効率的な手段だと考えています。


2. 「タイパ重視」の現代だからこそ、受動的メディアが強い


——今の時代、WebやSNS広告の方が効率的だという声もありますが、その点はどうお考えですか?


髙井社長:


今は「タイパ(タイムパフォーマンス)」や「コスパ」の時代ですよね。みんな移動中もスマホをいじり、音楽を聴き、常に何かを消費していて、実はすごく忙しい。


ウェブ広告はパーソナライズされていますが、逆に言えば「一人で見ている」世界です。一方で交通広告は、誰もが目にする公共の場所にドーンと存在する。効く広告媒体が変化していく中で、「あえて受動的に目に入ってくる」交通広告の価値(強制視認性)は、一周回って非常に高まっていると感じます。


3. 「動く人」には「止まっているメディア」が一番響く


——名古屋地下鉄の主要駅セット「ナゴヤワイドセット」を使い続けている理由はどこにありますか?


高井社長:


一番の理由は、主要駅の「視認性のいい場所」に、あれだけのスケール感で掲出できることです。

面白いもので、「動いている人(歩行者)」に対しては、「止まっているメディア」の方が目に留まりやすいと考えています。情報が流れていく動画広告よりも、じっとその場に鎮座している巨大なポスターの方が、歩きながらでも内容を瞬間的に理解することができます。


——クリエイティブ面で意識されていることはありますか?


髙井社長:


徹底的に「引き算」をすることですね。大きなスペースがあると、つい情報を詰め込みたくなりますが、そこは割り切って「イベントの日程」と「名大社」というブランド名に絞ります。

交通広告の役割は「理解促進」ではなく、あくまで「興味喚起」と「検索への誘導」。まずは「あ!名大社のイベントがあるのだ」という違和感や気づきを与えることを最優先にしています。


4. データが証明する「駅ポスター」の高い費用対効果


——実際の効果はいかがでしょうか?


髙井社長:


直近の転職フェアの来場者アンケートを見ても、非常に興味深い結果が出ています。ウェブ経由が高いのは当然ですが、駅ポスターを見て来たという層が増加傾向にあるのです。


広告手法が多様化し、効果の優位性が分散する中にあっても、駅の広告は安定した数字を維持しています。費用対効果(コストパフォーマンス)で考えると、実はサイズ感のある駅のポスター広告はかなり優秀な媒体だと言えるのではないでしょうか。


5. これからの交通広告に期待すること


——今後、交通広告にどのような進化を期待しますか?


髙井社長:


今はデジタルサイネージ化が進んでいますが、ただ映像を流すのではなく、駅という場所に最適化された新しい表現に期待しています。


私たちはこれからも、街の風景に溶け込みながらも、パッと目を引くような「創意工夫」のある広告展開をしていきたいですね。


今回ご紹介した広告媒体


  • 媒体名: ナゴヤワイドセット

  • 特徴: 名古屋、栄などの名古屋地下鉄主要駅・主要導線の高トラフィックな場所に設置されたセットポスター媒体。圧倒的な視認性で、イベント告知やブランディングに最適です。

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